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座間ビーバーズ4002006
座間パワーズ300013x7
たかが練習試合、されど練習試合。ビーバーズにとっては秋季大会決勝の絶好のリベンジの機会と捉えていました。しかし、リベンジなんてどうでもいい、もっと感動的な場面が待っていました。
試合は、初回表の攻撃から押せ押せのビーバーズ。先頭のダンゴゆうまの魔法の内野安打から無死満塁とし、念願の4番ミューラーしゅもんが悲願の鮮やかレフト前先制タイムリー、続くシンノしんのすけが初球を三遊間へ痛烈なタイムリー内野安打で2点目、続く指示出し大将スーパー5年ミッチーみちはるが、これまた初球をレフト前タイムリーで3点目、リンタりんたろうのPゴロホームゲッツーの間にシンノ好走塁で4点目、幸先よく4点先制!
その裏、さすがパワーズ打線、2番好打者M坂くんの2ランHRとF崎くんの2ベースなどであっという間に3点を返される展開。しかし、先発これもスーパー5年エース・リンタりんたろうが強力打線に真っ向から立ち向かい逆転は許さず、おじいちゃんおばあちゃんが見守る中、ナイスピッチング!
4回はミッチー四球から、ケガが治ったファイヤーはるまが三塁審カジパパの横を痛烈に抜くレフト前ヒットで繋ぎ、パパが作る美味しいチャーハンをゲット! ウイッチさりのカモシカ快足内野安打で2アウト満塁3-2からオートスタートで押し出しの追加点。この回、3-2オートスタート3度を数える珍しい記録。
守っては2,3回を、昨日の座間選抜で足を捻挫したバーバーたけるが気迫のピッチングでパワーズ打線を1安打無失点に抑える好投。3回先頭1番A部くんを三球三振に仕留めた球は、バーバー人生史上最速の120kmを記録(測ってないけど‥)!
4,5回をリリーフダンゴゆうまが1失点に抑え、スーパー4年タフネスわたるの好守もあって、最終回6回表を終わって6対4でビーバーズのリード。ここで、いわゆる「リベンジ」としては達成できたかな。
ここでグラサングレBIG BOSS が大胆な守備交代に出る。ベンチとコーチャーズボックスでで一生懸命声を出していた5年の3人をレフト、ライト、セカンドに投入。ビーバーズベースボールで全員で勝ちに行こうとする。
しかし、さすが、秋季大会で春夏王者に粘って逆転勝ちした「粘りのパワーズ」。ダンゴゆうまが2アウト2塁まで追い込んだが、9番に死球で上位に回り、1番A部くんが起死回生のレフト前ヒット。浮き足立った4,5年守備陣が慌ててしまい1ヒット3エラーを記録、なんとA部くんまで生還してパワーズのサヨナラ勝ち!
最終回2アウトまで6-4と秋季大会王者を追い詰めたが、呆気ない幕切れで呆然とするビーバーズ6年生たち。ダンゴゆうまの悔し涙が激戦を物語っていた。
そして、クライマックス。
整列しようとしたとき、悔しさから最後のエラーをした4年生に「○○、なんで投げたんだよー!」という言葉が選手の誰かから投げられた。その直後、「そんなこと言うな!○○はがんばったよ!」と選手の誰かがさとすように言った。誰が言ったかは特定できなかったし、特定しようとも思わない。6年生か5年生かもわからない。
その瞬間、今年のビーバーズが本当に「いいチーム」(By グレBIG BOSS)だったことが証明された。リベンジはならなかったけど、心の底からパワーズに勝ちたかった6年生が悔し涙を流しながらもグッとこらえ、5年生が6年生を見習いながら素晴らしい言葉がけを繰り返して経験を積み、チーム全員でお互いを認め合い高め合ってきた「ワンチーム・ビーバーズ」が、ここに完結した。
素晴らしき仲間たち、素晴らしきビーバーズ、おめでとう、座間ビーバーズ!
そして、最後まで全力で戦ってくれた座間パワーズのみなさん、ありがとう!

投手:リンタりんたろう→バーバーたける→ダンゴゆうま

単打:ダンゴゆうま、ミューラーしゅもん、シンノしんのすけ、ミッチーみちはる、ファイヤーはるま、ウイッチさり

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